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2022 / 07 / 26  10:22

アロマ・アドバイザーコース

幾分か過ごしやすい日が続いたこの頃。
あっという間に8月ですねー。時が過ぎるのが早い!

7月説明会にお越し下さったり、schoolの内容に興味をお持ちいただいた方から、どのコースが合っているかとか、それぞれのコースで学べる内容のご質問やご相談をいただいて、もう少し、それぞれのコースの内容をわかりやすくまとめてみたいと思います。

アロマ・アドバイザーコースは、NARD JAPANアロマテラピー協会認定の資格が取得できるコース。全12回のレッスン+試験対策講座1回を含む、全13回のレッスンを受講後、当スクールにて試験を受けていただく流れとなります。

このコースでは、アロマテラピーの基礎的な知識、精油の効能や知識はもちろんのこと、安全に正しくアロマテラピーを実践するために必要なからだの機能や知識についても学びながら、精油の化学にも一歩踏み込んで、基礎から応用まで学びを深めていきます。アロマテラピーにご興味がある方、アロマのある暮らしを実践してみたい方、セルフケアに、ナチュラルな暮らしを目指したい方、メディカルなアロマテラピーを学びたい方や資格をお仕事として活かしていきたい方まで幅広く対象としています。

化学というと、わたしもとても苦手な分野で難しく捉えがちですが、まったく構えなくて大丈夫!なにも難しい方程式をたくさん暗記したり、そんなことはないのでご安心を(笑)むしろ、どうして、アロマテラピーが、こころやからだに作用するのか、精油の成分の学びだけでは、まだ完全に理解に至らなかった部分や根拠、精油の有用性がストンと腑に落ちる、そういうイメージです。

全12回のlessonカリキュラムは毎回とても充実したテーマと内容で、どの回にも実習時間とクラフトのお土産付き。テキスト以外の補足資料から予備知識も身につけながら、植物に触れて、ハーブを蒸留する時間も織り交ぜたり、様々な方向から学びへアプローチしていきます。(各回2時間から2時間半程度のlesson予定)

資格って必要かと問われると、必ずしもそうとは思わないけど、資格のために勉強したり追い込む時間はすごく大切で、絶対あった方が良い!と思ってます。追い込んでみてはじめて知識として備わってくる部分があることをわたしも何度も経験しています。アロマテラピーのワークショップやレッスンをしてみたいという方なら、そこはお客様への信頼感に直結する大事な部分。目には見えないからこそ、大切に向き合いたいトコロです

lesson中、何に癒されるって、やっぱり香りで....みなさん、いい香りに自然とほんとうに笑顔がこぼれます。ムエットで沢山香りを嗅いだり、確認しながら......その日その時、今日はなんだかあまり好みでないと感じた香りが、ある時には、とても好きな香りに思えたり。そのときの自分に必要な香りをスッと手に取られたりしていて、研ぎ澄まされた嗅覚の本能的な部分が見え隠れするようで不思議。 香りを嗅いで感じる感覚はとても個性豊かで、正解も不正解もない世界。香りを知るということは、自分を知るということにも繋がる!そんな気がします。

H.Pのschoolのコースカリキュラムに、全12回のカリキュラムの詳細も載せているので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです

レッスンで学べる精油は40種類(メディカルグレードのプラナロム精油を使用します)ホホバオイルなど、アロマテラピーの実践に欠かせない植物油は全6種類、ハーブウォーター全6種類に及びます。このハーブウォーターが、またアロマテラピーのある暮らしをさらにぐんと広げてくれる便利なアイテム。精油と組み合わせると、さらにパワーアップ!暮らしの中で、お肌のトラブルにも、お化粧水としても、クールダウンにも大活躍。小さなお子様から高齢者の方まで、比較的安心してそのままシュッと使えるので、今の季節の日焼けしたお肌や虫刺されには、ラベンダーウォーター、ニキビや汗疹には、ティートゥリーウォーターと、その特性を知ることで、ちょっとしたトラブルやケアにさっと対応できます。もちろん無農薬栽培の厳しい品質管理が徹底されたKENSOのハーブウォーター。あれこれ揃えなくていいし、口に入っても安心安全です

レッスンが終わるころには、きっと、暮らしの中にアロマテラピーが根ざして、おうちセラピストに!ご自身やご家族のケアに使いこなせられるだけのスキルが備わっています。

受講のスタイルとして、いまはonlineでも受講可能なので、全て対面でのlessonから、対面とonlineの併用、onlineメインで、実習のレッスンのみお日にちまとめて対面で実施など、お客様の生活やお仕事styleにあわせて、ご受講できます

短期で取得されたい方には、1日に2レッスン開催も可能なので、ぎゅっと詰めて最短で取得を目指すこともできますし、1年かけてひと月に1レッスンくらいのペースで受けていただくのも◎です。

無料説明会を随時お受けしていますので、レッスンの受講スタイルやペースは、しっかりすり合わせて、無理なく進めていけるようにサポートします。平日のお昼間が難しい方で、お仕事終えた夜の時間帯や、土日祝の開催のご希望もお気軽にご相談くださいね。お支払いも一回毎の分割も承っています!

わたし自身も3人の子育て真っ最中。自分のことは後回しになりがちな世代の方にこそ、自分をご機嫌に暮らす時間を大切に、過ごしてもらいたい!と思います。子育てや育児、更年期などこころもからだも揺らぎの多い世代を、香りのある暮らしでぜひ軽やかに乗りこえていきましょうー。

植物と香りのatelierは、工事や配送など準備の関係で、9月頃からのstartとなりそうです。

8月中の無料説明会や体験会は、引き続き、自宅開催か、onlineにて対応しています。H.Pのcontactフォームからでも、下記のメールアドレスからでもぜひお気軽にお問い合わせください!


mail

fuki.aroma@gmail.com
2022 / 07 / 20  16:47

嗅覚を意識して過ごすって大事

コロナ禍において、嗅覚障害という言葉をよく耳にしたり目にするようになりました。嗅覚はアロマテラピーととても深い関係にあるので、今日は真面目に嗅覚って、とても大事という内容をまとめてみます。

普段、当たり前のように感じているにおい。道端を歩いてる時に感じるほのかなお花のにおい、美味しそうなお料理のにおい.....。いいにおいに急にお腹がすいてきたり、食欲がわいてきたり、逆に不快なかおりだと、その逆もあったりして、、においって快、不快の感情を起こすswitchの役割をしてくれているんですねー!においがあるから、食べ物の風味を感じることができる!また、嗅覚が優れた動物もわたしたちも、嗅覚は相手を見つけるセンサーとしても役立っているそうです。

そして、嗅覚って、加齢とともに衰えます。これは加齢とともに「嗅神経細胞」の数が減少していくから。匂いの情報を伝える嗅細胞は大人になっても毎日新しく生まれ変わっていて、匂いの入力がないと、新しく生まれ変わった細胞が既存の神経細胞にうまく組み込まれないことが研究でわかってきてるそうです。だから、日常的に匂いを感じるってとても大事。においを感じることは、食べることや生活の中にたのしみを持てるということで、意識してなくても、日常生活に大きな影響を与えてるってことがわかるし、嗅覚を鍛えることで加齢の予防にも繋がるということでもあります。

嗅覚障害とは、においを感じる感覚に異常がおこること。においがわからない、薄い、過敏に感じる、などその症状は多岐にわたるようです。コロナ禍において、今までより認知されている症状とはいえ、他の人にきづいてもらえない辛さやわかってもらえない感覚や孤独感..... 嗅覚障害は嗅神経がうまく作用していないことが原因と言われているようです。

でも、嗅細胞って、再生を繰り返すことができる特殊な能力があるといわれています。この上で大事なことは、鼻呼吸を意識すること、意識して匂いを嗅ぐということ。このときに、ただ嗅ぐんじゃなくて、〇〇の匂いと意識することも大事なんだとか....だから、同じ香りだけでなく、いろんな香りをかいでみる。匂いの刺激がなにより大事なんですね!嗅覚障害は放っておくと治りにくくなるので、早い段階で耳鼻咽喉科を受診することも大事だと思います。

嗅細胞の衰えは老いとも繋がると言われています。近年、認知症の予防にアロマテラピーが注目されています。認知症の中で最も多いと言われる「アルツハイマー型認知症」は記憶力や思考力が衰えていく症状があらわれます。もの忘れをイメージとして思い浮かべますが、実はもの忘れより先に嗅覚の障害が先に現れるそうです。そのために、アロマテラピーの香りで嗅覚に刺激を与えることで、認知症を予防できる可能性があるというところに繋がっています。香りの情報が伝わる脳の" 海馬 "は記憶をつかさどる部位で、ここを刺激することで間接的に海馬が活性化されて記憶力も活性化されるとの論文が発表されています。

ちなみに、認知症の予防におすすめといわれる精油ですが、朝に、ローズマリーとレモン 夜に、ラベンダーとオレンジスイート、といわれています。

においを意識して過ごす。という当たり前のように感じている感覚が、私たちの暮らしにたくさんの豊かさを与えてくれていると知ると、ちょっと捉え方も変わってくる気がしています。嗅覚障害と香りの関係も、これからもっと研究が進んで、いろんなことが明らかになれば、予防医学としてのアロマテラピーの認知に繋がって、癒しだけではない根拠のある代替療法としてのアロマテラピーの普及に繋がるのではと、期待するところです。
2022 / 07 / 17  21:52

夏は爽やかな香りを纏って

真冬の芯まで冷える寒さがほんとうに苦手。寒いというより、冷えは常に大敵!冷えると、てきめんに不調を自覚しやすいので、冷やさないようにと自衛本能が常に作動してます。その分、夏の暑さには強いと思っていたのが、この数年の暑さは、ちょっとこれまでとは違ってきていて、身体を守ることを考えないといけないので、冷房とかやっぱり必須。温暖化とか、環境のこと、お水や電力や限りある資源のこと、食糧のこと、この先どうなっていくのか未来の子どもたちのことを想うと心配になります。

未来に向けて、いまある問題に少しでも光が射すことを願いながら、わたしたちも少しでもecoな暮らしや、工夫を実践していくときだなと思う毎日。当たり前に習慣になっていることを見直す事って意外にできてないから、そんなことも見直せる夏にできたらと思います。外の暑さは変わらなくても、内から涼を感じられる暮らしに、アロマテラピーもおすすめ!蒸し蒸し暑いと気分までちょっと鬱陶しくなりがち。こんな時こそ、爽やかな香りをお部屋に吹かせたり、クラフトで香りのアイテムを持ち運んだり、がおすすめの季節。たとえば、玄関には、小さな空間に大活躍してくれるアロマストーンに、虫除けとしてもおすすめのユーカリ・レモンやシトロネラジャワの精油を垂らしておくと、虫除けにもなるし、いい香りが出迎えてくれて、気分も爽やかに。お掃除にハッカ油を取り入れて、拭き掃除したり、部屋の中もすっきりして、G予防にも。

夏に人気のクラフトといえば、虫除けスプレーに、虫刺され用のroll-onや、日焼け止めクリーム、ボディーパウダー。どれも、夏らしく爽やかな香りで、一瞬で頭も気分もスッキリ。香りのちからを実感できるひとときでもあります

清涼感を感じる代表的な精油にペパーミントがあります。 すーっとする香りが、冷涼感をもたらせてくれるうえに、爽やかで、馴染みがある香りなので、使いやすい香り。lメントールの作用をうまく利用すれば肝臓や消化器の問題にも役立ちますが、その成分にケトン類のlメントンを含有しているので、小さなお子様や妊婦さん、授乳中の方、神経系統やてんかんなどの疾患がある方は使用を控えた方がよい精油でもあり、使い方にも注意が必要な精油です。ペパーミントって、少量の使用と多量の使用でがらっとその効能が変わってくる稀な特性を持っていたりします。

クラフトのworkshopでは、その精油の特徴や禁忌などもお伝えしながら、たくさん香りを嗅いでもらって、その効能、お客様の香りの心地よさも掛け合わせながら、香りのblendを仕上げていきます。ここが1番たのしいひとときで、良い香りに包まれてみんなが笑顔になる時間がわたしにとっても幸せを感じるひととき。アロマテラピーってとても奥が深い!一家に1人おうちセラピストがいると、家族のケアやご自身のケアに、暮らしに役立つ知識がつまっています。

鬱陶しい夏をすこしでも香りで快適に過ごしてみたい方も、クラフトを使ってみたい方も、アロマテラピーにご興味がある方も、ちょっとしたことでもぜひ、お気軽に。何を学びたいか、迷っていらっしゃる方にも、気軽にまずは、その第一歩を踏み出してみてください!はじめましてのお客様も大歓迎です。
2022 / 07 / 16  16:13

一粒万倍日

以前からその言葉と意味合いはなんとなく知っていた一粒万倍日。

久しぶりに会った友人からたまたま耳にしたそんな話題は、もう6月10日まであとすぐというタイミング。その日がすごい幸運日だということが耳に残っていた私に、ぱっとご縁が舞い込んできて、色んなことが進んで、全てのはじまりの日は6月10日に。本当に不思議なほどスムーズでした

一粒万倍日とは、日本の暦に古くからある吉日の一つで、二十四節気の節目と節目の間の2日が一粒万倍日に当たって、だいたい1年間だとその日に当たるのは約60日。その言葉が意味するところは「種籾(たねもみ)一粒から一本のイネができ、このイネから万倍もの数のお米が獲れること。」だから「わずかなものが飛躍的に増えること」として、この日に始めたことは、やがて大きな成果をあげると考えられることから、「なにかを始めるのに最適な日」幸福の種が大きく膨らむイメージ

吉日とされる日は他にもあって、日本の暦の上で最上とされる天赦日(てんしゃにち)年に数回しか訪れない大開運日。神様が天に昇り、天がすべてをゆるす日とされる日で、この日が一粒万倍日と重なると、最強の開運日になるとのこと。

2022年でこの二つが重なる日は3日だけ。
そんな稀有な開運日でもある、一粒万倍日+天赦日を新たなfuki-楓季-のはじまりの日とできたこと、そのきっかけは全て友人が運んできてくれたこと。全てが偶然ではないような巡りあわせにほんとうに感謝しかないっておもいます。人との出逢いもなにもかも、点が線で繋がるようにありがたいって感じることも連なっていくようで....   

幸運の種が少しずつ大きく膨らむように、fuki-楓季-も少しずつこの場を温めて、育てていける場所にしていきたいと思っています。



2022 / 07 / 09  16:31

lavenderの季節

この季節がくると、いつも会いに行きたくなるlavender.....  今年はTsumugi.として活動する仲間たちと一緒に、片道1時間半の道のり。のどかな多可町は、緩やかな空気が流れていて、自然豊かな場所。ラバンディン系が咲く季節は、いつも梅雨と重なって雨模様に左右されるけど、この日はとてもいいお天気に恵まれて、風が吹くとなんともいえず爽やかー。なにより一帯がlavenderの香りに包まれるのが、この季節の醍醐味で、香りに癒されるって、ほんとしあわせな気持ちになるひととき....

株を植え替えたりして、今年はすこしまばらだということで、摘み取りも50本まででしたが、蜜蜂が元気にぶんぶん飛び回って、アナベルもあちこちで綺麗なお花を咲かせていて、植物に触れて、美味しい空気を吸って、そのあとは、ちょっと休憩ー。ラベンダーのクリームソーダは、しっかりラベンダーの味わいと香りがして、暑かったので、内側からすーっと熱がとれる感じ。

shopでは、多可町で蒸留された精油や、herbwater、色んな製品も販売されていたり、ラベンダーの香りを愉しめる自販機もあったりして、まさにラベンダーをまるっとたのしめる場所です。

ラベンダーって、精油ではもう代表格の精油だけど、workshopでも、好き嫌いがはっきりわかれる香りでもあります。生のラベンダーの花穂に触れると、やっぱり、この植物そのものの香りには何も叶わない....そう感じる香り。

今の季節だけの植物の恵み
今年もこの香りを満喫して、暑い暑い夏のはじまりを実感しています


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