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2023 / 02 / 23  21:33

春の息吹

祝日のお休みの日。平日の間にある祝日ってありがたい存在.... 前半の平日にやり残した家事を片付けたり、いつもより少しお寝坊もして、プチリセットできた1日でした。

今年はじめて出逢ったミモザのお花。
毎年このyellowに元気をもらえる春のはじまりです。春一番に咲くお花には黄色いお花が多いとか....菜の花やタンポポ、レンギョウ....etc..これは植物が虫に受粉をしてもらって実をつけて、種を落として命を紡いでいくための工夫。虫に見つけてもらいやすいためだそう。ちなみに、実物に赤が多いのは鳥が見つけやすい色だからだそうです。自ら動くことのできない植物だけど、その色や香りで虫や鳥をよびよせたり、外敵から実を守ったり。知れば知るほどにすごい!と植物への興味は尽きることなし、です。

お正月をすぎて立春を迎えるあたりから、毎年、お日さまの光が変わったなと感じます。光のまばゆさが増す感じ...まだまだ寒い日も多いけど、刻々と目にとまるお花や植物、木々の芽が変化してるのを感じると、なんだか嬉しくなります。

atelierができてから、足を運んでくださるお客様との出逢いが増えて、それがとても嬉しくて、感謝しかありません。先日は、奈良からお友達のお誕生日のお祝いにと、香りを作りに来てくださいました。夢に向かってお勉強に励んでおられる素敵なお二人の姿に、元気をいただくばかり。作った香りのたのしい記憶とともに、またお会いできますように。といつも願っています。

春に向けて、わが家の次女も小学校生活があとわずかになってきました。なんだかやっぱり寂しいと思う気持ちと、春への期待がいりまじる節目の時。3月は、後半、卒業式や、イベントなどがありお休みの日が増えるかと思います。前半はまだまだ予定あいていますので、こんなアイテムを作りたい、など、香りのことに関してなんでもご相談いただけたら嬉しいです。

花粉症の方に、アロマテラピーはおすすめなので、お悩みがある方もお気軽にお問い合わせくださいね。






2023 / 02 / 16  21:32

季節に寄り添う香りのws(2.3月)

雪がちらちらと舞う寒い日。
陽の光は確実に、春へ向かっているのに、まだまだ寒くて。愛犬とのお散歩中、出会うご近所さんとも、寒いねー、からはじまる朝。まだまだ冬と春めいた日をいったりきたり。

今年は花粉の飛散量がすごいと言われていて....
少し前にわたしも次女もちょっと鼻がむずむず。
わたし自身は全く花粉症じゃなかったものの、ここ数年、反応するようになって。こんな季節に嗅覚にダイレクトに作用してくれるアロマテラピーがとても役立ちます。

花粉症といえば、鼻づまりや鼻のむずむず、目の痒み....こんな症状にはやっぱり1.8シネオールを含む精油が大活躍。呼吸器の症状を和らげてくれると同時に、免疫の調整に働きかけてくれたり、インフルエンザなど感染症が流行っている季節の抗菌、抗ウィルス対策に、お部屋にディフューズするのもおすすめです。おすすめの精油はラヴィンツァラやユーカリ・ラディアタ....かゆみがあるときにはスーッと、爽快感のあるメントールを含んだペパーミントや、ローズマリー・シネオールなども。

ユーカリ・グロブルスも有名ですが、1.8シネオールの含有量が高く、鼻の周辺に塗布したい場合には、使う時間や濃度、皮膚刺激にも注意が必要です。

2.3月の季節のworkshopはそんな症状にぴったりの" ノーズケアスティックバーム&スプレー作り"

リップクリームのように、手で塗り伸ばすことなくダイレクトにだせるスティック状のバームを、鼻の下や小鼻の横あたりに塗りのばして。花粉症のむずむずに、この香りがほんとうに気分も頭もスッキリさせてくれます。鼻周りの皮膚もがさがさと荒れやすいので、呼吸器系のケアと同時に、お肌のケアもできるし、ラヴィンツァラに含まれるテルピネン4オールには、リラックスさせてくれる作用も。まさに、からだにもお肌にもこころにも、アロマテラピーは同時に働きかけてくれます

1.8シネオールを含む精油は清涼感があるので、目の周りに使用しないように注意しましょう。(使い方や注意したいことなども、workshopにてしっかりとお伝えいたします)

花粉症は特にないという方には、お好きな香りで作成して、練り香水のように使うのもおすすめです。(複数本、用途別にお作りいただくことも可能です)

スプレーは、マスクスプレーでも、ハンドスプレーでも、ハンドサニタイザーとして、消毒用のスプレーでも、お客様のニーズにあわせたスタイルでお作りいただこうと思っています。

コンパクトに持ち運びやすいので、わたしもバックに常備中です🌿

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【workshop詳細】

◽︎開催可能日時

2.20 mon.①10:00〜
2.22  wed.②13:30〜
2.25  sat.  ①10:00〜 ②13:00〜
2.27  mon.②13:30〜

*3月のお日にちリクエストも可能です
ご希望の日程があればご相談ください。

(他のlessonやworkshop等のお問い合わせにより上記の予定が変動する可能性もあります。scheduleの変更は随時お知らせいたします。また別日でも調整可能です)

◽︎植物と香りのatelier

(神戸市垂水区小束山本町2-1-26
グルメシティー小束山店より徒歩数分)

◽︎参加費 3000円

(スティックバーム、スプレー作製、teatime込み)

◽︎ご希望に応じて
facial lotionや
美容oil、lip cream など
追加のアイテム製作も可能です。
ご予約時にご希望をお知らせください。

◽︎各回4名様程度

◽︎ご予約方法

ご希望の日時と希望アイテムをInstagramDM
もしくは

✉️fuki.aroma@gmail.com
からでも受付しています。  

上記のworkshop以外のリクエストワークショップも随時受付中です

おひとりさまでも、お友達同士でもぜひお気軽にお待ちしています。

花粉症の季節も、アロマテラピーを暮らしに取り入れて、爽やかにかろやかに、整えていきましょう!

2023 / 02 / 12  13:39

ハーブウォーターのある暮らし🌿

アロマテラピーっていうと、まず思い浮かべるのは精油。ハーブウォーターって何?って思う方も、耳にしたことはあるけれど、実際は何かよくわかっていないという方にも。

ハーブウォーターってたのしい!そして、使える!精油とハーブウォーターをどちらも使いこなせたら、アロマテラピーの幅も暮らしの中での便利度も格段にぐんと↑upします。

ハーブウォーターは、たくさん呼び方があって
「芳香蒸留水」「ハイドロゾル」「フローラルウォーター」とも呼ばれています。そのどれもがハーブや芳香植物の水蒸気蒸留によって得られる水溶液のこと。ハーブティーのようにお湯で抽出したものはハーブウォーターとは言いません。ハーブウォーターは精油が抽出されるときにとれる副産物で、同じ植物に由来する濃縮物。蒸留したあと、水よりも軽い精油は表面に浮き、より重いハーブウォーターは底にたまります。

親油性の精油に対して、親水性のハーブウォーターは、希釈する必要がなく、内用外用としても使えるので、スキンケアやヘアケアに。傷の洗浄や、おむつかぶれ、床ずれなど、一般的に精油の使用には濃度や使用方法に注意が必要な、赤ちゃんや、高齢者の方にも、それぞれのハーブウォーターの特性を活かして、様々なシーンで活用できます。たとえば、ティートゥリーウォーターなどは、傷口の洗浄にもそのまま薄めず使用できるので、感染症の予防に、ニキビや吹き出物のケアに、水虫のケアや予防にも、子育て中のお母さんや、思春期のお肌のケアにも役立つシーンが様々に。精油でもティートゥリーは、とてもメジャーでアロマテラピーでは、使用頻度の高い精油。原液で局所の使用が可能といわれてきましたが、近年、この使用には、注意事項が加わってきていて、情報が更新されています。その点、ハーブウォーターは、より気軽に取り入れられるというところが最大のメリット!

お肌が健康な状態のときは、肌表面は、pH4.5〜6.0の弱酸性に保たれていて、洗顔をすると一時的にpHのコントロールを失って、値が高くなります。ハーブウォーターのpHは平均すると4前後で、酸性のお肌に近い性質。だからよりマイルドでお肌に優しいといえます。

とはいえ、ハーブウォーターにも、100%禁忌がないというわけではなく、キク科アレルギーがある方や、他にもアレルギー、敏感肌の方などは、注意が必要な種類もあります。お肌につけるものには、パッチテスト(腕や肘の内側に塗布し、アレルギー反応がおこらないか確かめるテスト)が有効といわれます。心配な方は事前にテストをしてから使用することをおすすめします。

atelierでも、柚子の果皮や、和草のブレンドの蒸留風景を見ていただいたり、水蒸気蒸留法の仕組みや、精油とハーブウォーターの違い、香りの違いを実際に体験していただいています。みなさんその香りにわぁー。と心が緩む優しい香り。

四季にあわせて、freshなハーブやフラワーを蒸留していくので、蒸留にご興味がある方もぜひ、お気軽に香りをたのしみに遊びにきてくださいね!

NARDのレッスンでは、国産の無農薬栽培の植物から抽出された、しっかりと国内で検査分析されたハーブウォーターを使用しています。

KENSOのハーブウォーターも各種取り揃えているので、その香りにも触れてみてくださいね🌿

わが家でも、ラベンダーウォーターやティートゥリーウォーターは、特に、子供たちの日々のお肌のケアや、汗疹、怪我や傷のお手当にしゅっしゅっと大活躍しています。これに、みつろうクリームなどを組み合わせることで、さらにお手当の持続時間を長くしたり、保湿を+できたり。

ちょっとしたことならお家でできるホームケアが増えることで、子育て中のママの負担もぐんと減らすことができます!もちろん、必要なときはきちんとお医者さんにかかったり、お薬を処方してもらうことも必要。

そんな心強い味方をたくさん持っておくことで慌てることなく、穏やかでいられるって部分も大事。アロマテラピーは、子育て真っ只中のお母さんやお子様にも、更年期の前後の揺らぎにも、介護をする側される側の支えにも、あらゆるシーンで役立つ代替療法として、知っておくと便利な知識がたくさんあります。

良い香り〜って癒しに終わらない植物のちからやアロマテラピーの側面をこれからも沢山お伝えしていきたいとおもいます🌿

2023 / 02 / 05  23:01

アロマテラピーの学びとは。

ここ最近、資格のコースについて、ご相談を受ける機会が増えてきて、とても嬉しいです。資格といっても、小さな協会も含めて、いまは沢山協会があって、それぞれに学ぶ内容や程度も違うし、使用する精油も様々。はじめて学びを検討される方には、なにが違うのか、わかりにくい面が沢山あると思います。

わたし自身も別の協会での資格取得後に、NARDアロマテラピー協会の門を叩いて、学びを重ねて来て今があります。沢山ある協会の中でも、フランス式のメディカルなアロマテラピーを学べる協会は少なく、精油の芳香成分を科学的な分析から学びを深めていくことで、精油についてもより自信を持って提案できるようになったり、あと少しふんわりとした部分の知識が確かになったように思います。

クラフトのレシピひとつも、材料の配分が違ったり、なぜなのか、という視点をとても明確に知ることで、安心安全なアロマテラピーの実践や、メディカルなアロマテラピーの実践において、精油の品質やグレードの重要性も学ぶことになりました。(精油についてはまた改めてじっくりと綴りたいと思います)


もちろん、精油のことだけではなく、その歴史から、アロマテラピーの実践に必要な基本的な知識、嗅覚のしくみ、皮膚の構造、精油の化学、自律神経やホルモン系、免疫系など、解剖学に基づいたからだやこころの知識や、法律など様々な知識を、併せて学んでいきます。

こう書くと、なんだか難しく思えるけれど、わかりやすく、学びを進められるように、補足資料をご用意したり、ポイントを絞ってお伝えするので、化学が苦手という方でも全く問題ありません!(わたしも化学は大の苦手です)

NARDの特徴として、精油だけでなく、国産の無農薬栽培の植物から抽出されるハーブウォーターについても学ぶことができます。

ハーブウォーターは、精油と違って、希釈することなく、小さなお子様や可愛いペットにも、また高齢者の方や介護などの現場でも、比較的安全に使用することができるので、アロマテラピーの実践がさらにぐんと幅広く豊かになります。


全12回のレッスンに加えて、無料の試験対策レッスン1回と資格の試験当日も、当atelierにて全て受けていただけるので、アットホームな感覚で安心して受講していただけると思います。

実際に、いま、学びを進めていただいている方も、1レッスンが盛り沢山で3時間くらいに及ぶことも多々あるのですが、時間があっという間でたのしい!!と新たな学びに目をキラキラさせてくださっています。大人になってから何かを学ぶ愉しさは、わたしも何度も体験済み。たのしいことや知りたいことへの学びにはワクワクが尽きません。

嗅覚はダイレクトに大脳辺縁系に伝達されるため、嗅覚を鍛えておくことで、自然治癒力の源に働きかけてくれるし、更年期の心配がある方にも、セルフメディケーション(自分自身の健康を自分で守ったり、ちょっとした不調は自分でセルフケアを行うこと)でより若々しく、健康でいられたり、自分だけでなく、家族や周囲の人たちも大切にする暮らしに繋がっていけたなら。

座学だけで終わるなんて勿体無いので、季節にあわせて生の植物に触れたり、クラフトに役立つ知識や実習も、暮らしの中で香りをたのしむ様々なノウハウも、お伝えしていきます!

レッスンは、完全にお客様とご相談の上で日時の取り決めやレッスンのペースも決めさせていただいているので、お子様連れの方も、他の方に気をつかうことなく、お越しいただけます。(オンラインでも受講可能 平日夕方以降の受講、土日の受講希望の方も対応させていただけます!お気軽にお問い合わせ下さいませ)  お支払いも分割でのご受講も大歓迎!やりたいことをはじめる一歩を後押しして、応援していきたいと思います。

些細なことでも、いつでもお気軽に相談会も受付していますので、Instagram DMからでも
✉️ fuki.aroma@gmail.comからでもお気軽にご相談くださいね。

立春を過ぎて、冬から春への季節の扉が開いたように、軽やかに、新しい一歩を踏み出して、日々をupdateしていきましょうー!!!


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