BLOG

2022 / 08 / 24  10:35

しあわせの道標

朝晩吹く風がすこし変わったと感じるのは、毎年、立秋が過ぎた頃合いで、季節は確実に秋に向かってると感じる瞬間。

先日、次女のイベントで大阪の堺へ。大会とはまた違った雰囲気の大きな舞台、迫力ある音響に照明... この日のために重ねてきたレッスンと、普段は一緒に踊ることがないお姉さんたちとの貴重な期間限定のチームが終わってしまう寂しさも感じながら、2時間のステージがあっという間ですごく貴重な体験に。何か一生懸命になれるもの、今出せる力を発揮して、輝けるその瞬間を傍で見せてもらって、子どもたちのおかげで、また新たな経験を積ませてもらってありがたいばかりです。

子どもたちが大きくなってきた夏。
成長するにつれて、ついつい、期待が大きくなったり、親の描く理想のフィルター越しに眺めてしまっていたり。時々、ちゃんと客観的に俯瞰してみるということがいかに大切かを感じる日々....

3人の子どもたちはそれぞれに性格も個性も違っていて、私と夫に似ている部分もあれば、違っている部分もたくさんあって。同じ親から育っても、3者3様で、ほんと面白い!

成長するにつれて、同じ目線で話せるようになったり、一緒に考えたり、相談しあったり...だんだん頼もしくもあり、やや思春期でもあり、幼かった頃とはまたちがう子育てのステージに。

時代が違うってきっとつきものだけど、昔にはないものが沢山あって豊かになった反面、色々と折り合いをつけるというのが、どの家庭でもきっと難しいところ。

だからといって、頭ごなしに、大人の価値観を押し付けるのも違うし、かといって、全て否定したり、説き伏せるみたいなのも、避けたいところ。理想は、自ら折り合いをつけられること。遠い未来は難しくても、すこし先の自分を想像しながら今を行動できる人。要するに、自分を大切にしてほしい....っていうのが親の願いで。

とはいえ、子どもたちから、わたしも教わることがいっぱいで......今流行ってるものとかいろんなジャンルのこと。自分にない才能や価値観。時代が移り変わっても、その時代毎の良さはかならずあって、驚いたり目をまるくしたり、なるほどー。と共に愉しめる自分でいられるように。尊重しあい、学びあい、喜びあえる家族の存在はまさにチームメイトで、ひとつのチーム。

この夏も、子どもたちと、沢山、いろんなことを話して、過ごして、そんな何気ない時間が何より嬉しくて充実した夏休みになりました。

どんなに時代がかわっても、取り巻く環境やモノが変化しても、大切なものはいつもすぐ目の前にあるってことは確かで、いつの時代もきっと変わらないから

特別じゃないいつもの日常の中に、しあわせの道標はある。そう実感する夏休みの終盤です.....