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2024 / 08 / 10  00:17

小さな予防とケアを積み重ねて

夏休みもあっという間に8月に。




連日、ニュースで目にする天気予報の
気温に目がまるくなる毎日




地球温暖化の影響とか
色々考えられるとは思うけれど、これまでにはなかった気温が更新されて、間違いなく新しいフェーズに入ったと東京大学の教授がテレビで話していました





今の暑さはこれまでの夏ともまた違うということをしっかり認識しておかないといけないと思います。




熱中症の対策に、" 暑熱順化" という言葉があります!



これは、暑くなる前に、やや暑い環境でちょっときつめの運動をしたり、湯船につかって、汗をかくようにして暑さに身体が順応するようにしておくと、汗をかきやすくなって、体温の上昇を防ぐことができる結果、熱中症にかかりにくくなる!!ということで



これも季節にあわせたセルフケアの一つ



また、春を例えにすると、花粉症は、花粉がとびはじめる前から、ネトルのハーブティーをとっておくと良いといわれています



ネトルは、知れば知るほどに素晴らしいメディカルハーブ。ビタミン、ミネラル、ブラボノイド、食物繊維などを含んでいて、天然のマルチビタミンとも呼ばれるハーブ🌿



中でも浄血・造血作用とアレルギー症状の緩和にとっても良くて、体内の老廃物の排出を促して、血液を綺麗にしてくれると共に、クロロフィルや鉄が造血を助けてくれるので、妊娠中の方や女性、思春期の女の子にもとてもおすすめ。



お薬と違って、アレルギーに対処してくれるというより、アレルギー体質そのものの根本的な改善に役立ってくれるので、ドイツでは春先におこりやすいアレルギーを緩和するために "春季療法"として、飲まれるハーブのひとつでもあります。



西洋の医療は、なくてはならないものだけど
西洋の医療にはない予防的な観点をもちあわせているのが、代替療法と呼ばれるもの



どちらも知ってて、引き出しがたくさんあると
その分、色んなケアの仕方があって、ちいさなケアで大きな不調になるまえに、ちっちゃくちっちゃくケアをしておく。



日本では、まだなかなか医療は西洋のスタイルで、症状に対処していく医療がほとんどだけど、ヨーロッパでは、暮らしの中に溶け込むように、植物を使ったケアが根付いていて、症状の元になっている原因にアプローチしようとするセルフケアなんですね



写真は、プラナロムから販売されているイブニングプリムローズのカプセル。



イブニングプリムローズは和名はメマツヨイグサ
別名は、月見草。



アカバナ科の種子油で、不飽和脂肪酸のγ-リノレン酸と呼ばれる珍しい成分を含んでいて、体内で代謝をうけて、ホルモンのアンバランスによっておこるPMSや、更年期、アトピーやリウマチなどのアレルギー症状を和らげてくれると言われる植物です



カプセルでオイルを飲用でとれるので、さっとできるケアです 月経通が酷い方は2週間くらい前から、このオイルを取っておくとよいそうです



アロマテラピーでは、外用や塗布としてのケアが豊富にできるけど、内用は難しいので、浸剤といわれるタンチュメールやカプセルなども手軽で暮らしにさっと取り入れることができるフィトテラピーのケアです🌿


学びが多くて、なかなかその全てを書ききれないけれど、また少しずつフィトテラピーのケアについてもアップしていきたいと思います




暑い夏がまだまだ続きますが
身体の声を聴きながら、体調に気をつけて
自分のからだを労わりながら過ごしましょう!