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2024 / 02 / 07  22:52

パリジェンヌとフィトテラピー

日の長さが少し長くなってきて、光が柔らかく明るくなってきたように感じています。


まだ外は寒いけど、日に日に季節は春へと進んでると感じる瞬間。暖かい春が待ち遠しいです!


フランスやドイツ....代替療法とか、自然療法とか
実際にどんな風に暮らしに根付いているのか、とても興味があって知りたいことがたくさん。


薬局に精油が並んでるとか、イメージが先行していたけど、読んで素敵だったのがこの本。


フィトテラピーの先生に教えてもらって、購入した" パリジェンヌの薬箱"


日本でも、昔ながらのおばあちゃんの知恵袋としての知識が受け継がれているように、おばあちゃんやお母さんから受け継がれるフィトテラピーが日常に根付いた暮らしを、垣間見ることができます。


いまでは、少しずつ数が少なくなってきていると言われるエルボリステリア(ハーブ薬局)。ハーバリストがカウンセリングの元、体調や不調にあわせて、ティザンヌ(ハーブティー)や、タンチュメール(ハーブの浸出剤)、錠剤やカプセル、精油、クリームやバーム、ハーブウォーター、ジェモ(新芽や蕾から抽出する成分)などの商品をすすめてくれたり、使い方をアドバイスしてくれる薬草店のこと。


本の中に掲載されている実際の写真にワクワク...


パリでは、実際には、オーガニックスーパーなどでも精油は販売されているそうで、作用がきついハーブや精油は、きちんとしたハーバリストの処方がないと買えないそうです


8人のパリジェンヌの日常の愛用品などが紹介されていて、プラナロム精油やカプセルなどプラナロム社の商品も沢山掲載されてます!


フィトテラピーの起源は、約4000年前。古代エジプトの薬草療法がその始まりと言われていて、医学の父といわれる古代ギリシャのヒポクラテスを経て、中東で飛躍的に発展→ヨーロッパへ。東洋では、インドのアーユルヴェーダから中国の中医学、韓国の韓方(ハンバン)、日本では漢方として根付いてきたといわれています。


フィトテラピーのアプローチ法は「飲む」「塗る」「香る」


飲むという選択の中にも、ティザンヌ(煎じて飲む)、タンチュメール(植物をアルコールやグリセリンにつけて、成分を抽出したもので、コップ一杯の水に数滴混ぜて飲むタイプのもの、手頃なので、忙しい人向き)、パウダーや、カプセルと選択肢があります。


アロマテラピーは、フィトテラピーの一環。


パリジェンヌにとってののフィトテラピーは
自分の心と体に意識を向けて、毎日すこしずつ、身体の声を聞いて意識を向けること。食事やお肌のお手入れと同じくらい当たり前に暮らしに根付いているもの。


数ヶ月前に、綾瀬はるかさんがNHKでフランスの精油生産者さんの元や、タルトタタンのお菓子作りの名人の方を訪れていた特集を見たときに感じた歳を重ねたあとも、女性らしさを忘れないチャーミングなところ、お洒落を忘れないところ、パートナーとの関係の築き方もとっても素敵で、暮らしを豊かにするエッセンスが散りばめられていました🌿


まだ訪れたことがないフランス🇫🇷
パリのエルボリステリア.....世界最高峰といわれるプロヴァンスのラベンダー



いつか必ず訪れてみたい場所です。


ご興味ある方はぜひ、読んでみてください!
アトリエでもお借しできるので、お気軽にどうぞ